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 知能教育について
 
知能教育ときいて早期学力教育や進学準備教育と思われる方がいますが、知識やテクニックを教え込むことがない点と、適切な幼児期に行わなければ意味のない点において大きな違いがあります。

大脳生理学的にも明らかなように、生まれたときにすでに脳は140億といわれる神経細胞がつまっています。
身体の各部の細胞と違い、この脳細胞だけは新陳代謝することがなく、その数は増えることはありません。

ところが、脳の重さは身体のどの部分よりずっと速い速度で増加していき、7〜8歳で大人の90%にまでなってしまいます。
細胞の数も増えないし、細胞自体の大きさも大きくならないのに、どうして重さが増えるのでしょうか?

これは、それぞれの神経細胞が突起をどんどんのばして、ほかの細胞に接着していくことと、指令を目的のところまで漏らさずに伝えるために神経線維に鞘ができるからなのです。

この回路形成と髄鞘化現象が、10歳ごろまでにしっかりと完成されていることが大切なことで、その発達には外部からの刺激が必要です。

知能教育の役割は、この刺激の中でも日常生活では得にくいものを与え、良い神経回路を末端まで十分に発達させていくことにあるのです。

柔軟な幼児期に刺激を多く受けることは、後々に必要な知識を入れるための器を大きく広げておくことになるのです。
 
 

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